カニサレスは、ソリストとして15作目となるアルバム『カニサレスのロドリーゴ』を発表しました。スペインの作曲家の作品をギターに編曲し、多重録音する「カニサレスのクラシックシリーズ」の第10作目となる作品です。
新譜『カニサレスのロドリーゴ』
2019.06.02
カニサレスは、ソリストとして15作目となるアルバム『カニサレスのロドリーゴ』を発表しました。スペインの作曲家の作品をギターに編曲し、多重録音する「カニサレスのクラシックシリーズ」の第10作目となる作品です。
4月11日、カニサレス最新作『洞窟の神話』の日本盤が全国で発売となりました。この日本盤のアルバムには、8ページのオリジナルブックレットの日本語訳に加え、日本語での解説がつけられています。
フラメンコ研究家で音楽評論家の濱田滋郎氏は、その解説の中でカニサレスを次のように表現しています
アルバムのタイトル『洞窟の神話』は、哲学者プラトンの「洞窟の比喩」に由来します。カニサレスの中に存在する二つの世界:自らのルーツとしてのフラメンコの世界と、知識として身につけた音楽の世界の対比が、まさにプラトンの説話のようだとカニサレスは強く感じています。インタビューでも自身のことばでこのように表現しています。