世界遺産カタルーニャ音楽堂での公演
写真:世界遺産の音楽堂で演奏するカニサレス
© BCN Clàssics / Joan Tomàs
スペインの誇る世界遺産のひとつカタルーニャ音楽堂で、カニサレスが『アランフェス協奏曲』を演奏しました。
1939年にロドリーゴがこの協奏曲を作曲し、翌年レジーノ・サインス・デ・ラ・マサのギターで世界初演されたのが、まさにこのカタルーニャ音楽堂でした。アランフェス協奏曲 の里帰り公演とも言えます。
カニサレスは過去に幾度もこの舞台で演奏しています。カニサレスのメルマガ Vol.39 でお伝えした、カニサレスが出演するスペイン映画『愛と死』での演奏シーンはここカタルーニャ音楽堂で撮影されました。
演奏シーンの動画はこちらからご覧くいただけます。
写真:指揮者のノセダ氏と楽屋にて
© Mariko Ogura
今回の公演で共演したのは、巨匠ジャナンドレア・ノセダ氏が指揮するカダケス管弦楽団です。カダケス管弦楽団は、1991年にパコ・デ・ルシアがアランフェス協奏曲をレコーディングした時に演奏したオーケストラで、これまでにも幾度もカニサレスとも共演を重ねています。
写真:指揮者のジャナンドレア・ノセダ氏とカダケス管弦楽団との初リハーサル
© Mariko Ogura
初日のリハーサルは、バルセロナの国立劇場の小ホールで行われました。
写真:ゲネプロの様子
© Mariko Ogura
そして、公演当日のゲネプロ(総リハーサル)はカタルーニャ音楽堂の舞台で。美しい装飾、ステンドグラス、どこを切り取っても素敵で絵になる舞台です。
写真:カタルーニャ音楽堂3階席からの眺め
© Mariko Ogura
写真:ASスペイン代表チーム
© Mariko Ogura
今回の公演には、アーティスティック・スイミングのスペイン代表チームとコーチ全員で駆けつけてくれました。
写真:休憩時間にカニサレスと盛り上がるアーティスティックスイミング のスペイン代表選手たち
© BCN Clàssics / Joan Tomàs
来年の東京オリンピックに向けて、カニサレスは新たな作曲を手がけます。今月末日本で開催される、アーティスティックスイミング のジャパンオープンに参加する選手たちへの壮行会のようでした。
最後に「旅の思い出第2弾・バルセロナ編」をお届けします。音楽は、カニサレス作曲の『妖艶な美』(ソレア・ポル・ブレリアス)です。
【旅の思い出・バルセロナ編】
音楽:妖艶な美
Extraña Belleza