カニサレスの『アル・アンダルス協奏曲』
カニサレス、ナバラ交響楽団の定期公演で、『アル・アンダルス協奏曲』を披露
牛追い祭りで有名な、スペインパンプローナに本拠地をおく、ナバラ交響楽団の定期公演で、カニサレスの『アル・アンダルス協奏曲』が演奏されました。
カニサレスが作曲し、盟友パコ・デ・ルシアに捧げた『アル・アンダルス協奏曲』はフラメンコ的な要素がたくさん盛り込まれており、打楽器としてパルマ(フラメンコの手拍子)が登場します。カニサレスのフラメンコ・カルテットのダンサー、アンヘル・ムニョスとチャロ・エスピーノがパルメーロ(手拍子演奏者)として演奏を担当します。
写真:カニサレスとアンヘル&チャロ(バルアルテ劇場)
© Mariko Ogura
写真:指揮者ジュゼップ・ポンス氏とナバラ交響楽団とのリハーサル風景
© Mariko Ogura
指揮者のジュゼップ・ポンス氏とは、あちこちで共演しています。スペイン国内はもちろん海外での共演も多く、カニサレス初めての台湾公演では彼の指揮で、『アランフェス協奏曲』を演奏しました。
Vol.44 2019.6.18
アランフェス協奏曲 in 台湾
彼はこの『アル・アンダルス協奏曲』の世界初演の時の指揮者でもあり、また、ナバラ交響楽団はフラメンコ・オン・ファイアー・フェスティバルでこの楽曲を演奏しているため、リハーサルは非常にスムーズに進みました。
写真:アンヘルとチャロとのリハーサル
© Mariko Ogura
写真:アンヘルとチャロとのステージリハーサル
© Mariko Ogura
2日間の定期公演は満員のお客様で賑わい、とても盛り上がりのある素晴らしい公演となりました。
写真:『アル・アンダルス協奏曲』を演奏後のカニサレス、ジュゼップ・ポンス、ナバラ交響楽団
© OSN / Ricardo Salcedo
写真:終演後の挨拶をするカニサレスとアンヘル&チャロ
© OSN / Ricardo Salcedo
こちらは、ジブラルタル公演の様子をまとめた、1分間のダイジェスト動画です。是非ご覧ください!
【旅の思い出・パンプローナ編】