カニサレス、ポルトガル公演
2019.02.19
ジャンカルロ・ゲレーロ氏指揮、グルベンキアン管弦楽団との『アランフェス協奏曲』
写真:©Jorge Carmona / RTP-Antena 2
先日、ポルトガルのリスボンで、名門グルベンキアン管弦楽団と『アランフェス協奏曲』を共演しました。指揮者のジャンカルロ・ゲレーロ氏は、これまでに幾度もグラミー賞を受賞している素晴らしいアーティストです。もともとパーカッショニストでもあるゲレーロ氏とカニサレスはすっかり意気投合し、非常にリズミカルでダイナミクスに溢れた演奏を披露しました。
『アランフェス協奏曲』を演奏するカニサレス
写真:© Jorge Carmona / RTP-Antena 2
今回の公演はEBU(欧州放送連合)により収録され、後日ポルトガル、ドイツ、クロアチア、スロベニア、ラトビア、アイスランド、リトアニア、トルコで放送される予定です。
ポルトガルのラジオ局での放送は、4月3日夜9時(日本時間4月4日朝5時)こちらのリンクよりインターネットで世界中から視聴できます。
グルベンキアン総合芸術センターの舞台の様子
写真:© Mariko Ogura
グルベンキアン総合芸術センターの会場は、舞台背面が大きなガラス張りになっていて、ライトアップされた庭園や湖が背景となり美しく浮かび上がります。
アンコールを演奏するカニサレス
写真:© Jorge Carmona / RTP-Antena 2
今回の公演は、おかげさまで2日間とも満員御礼でした。
ポルトガルの観客の皆さんの惜しみない拍手に応えてのアンコールでは、カニサレスは渾身のフラメンコの演奏を披露。それにうっとり聴き入るオーケストラ団員の姿も印象的でした。