ロドリーゴに捧げる『地中海協奏曲』バルセロナで3日間の世界初演
2018.12.05
公演初日は先週金曜日でしたが、カニサレスは月曜日からバルセロナ入りし、オーケストラとのリハーサルや記者会見、メディア対応など忙しく過ごしました。特に今回はカニサレス初のオーケストレーション(オーケストラ用に編曲すること)ということもあり、それぞれの楽器の演奏者とリハーサル後に意見交換をしたりと、活発です。リハーサル初日のスコアリーディング(ソリストなしで行うオーケストラだけの練習)は、「作曲家」として客席から練習の様子を確認しましたが、翌日からは「ソリスト」としてオーケストラとギターを合わせ、作品は着々と完成していきました。
スペイン紙に掲載された初演を報じる記事
今回の世界初演は、スペイン紙「エル・パイス」や「ラ・バングアルディア」などでも大きく取り上げて頂きました。インタビューや、先日のパリでの公演の様子なども報じられました。
↓こちらの予告編では、YouTubeの画面右下のセッティングボタンから、日本語字幕を選択してご覧いただけます。
『地中海協奏曲』予告編
公演の様子 写真:© May Zircus
12月2日(日)のマチネ公演は、カタルーニャ・ラジオで生放送されました。↓こちらのリンクより、今月末までストリーミングでお聴きいただけます。カニサレスの『地中海協奏曲』の演奏は43分30秒あたりから始まります。