コルドバ・ギターフェスティバル
2019.07.13
ロドリーゴ没後20周年に捧げる『アランフェス協奏曲』とカニサレスの『地中海協奏曲』
コルドバ・ギターフェスティバルのポスター
今年で39回目を迎える、コルドバ・ギターフェスティバル。
ここ数年は、毎年カニサレスも出演させていただいております。今年は『アランフェス協奏曲』を作曲した、ホアキン・ロドリーゴ氏の没後20周年を記念して、命日にあたる7月6日に特別公演が開催されました。
写真:オーケストラとのリハーサルの様子
© Mariko Ogura
この特別公演のプログラムには、クラシック界からホセ・マリア・ガジャルド・デル・レイ氏が、フラメンコ界からはカニサレスが抜擢され、2人のソリストで合計4つの協奏曲を演奏するという豪華プログラムとなりました。
ガジャルド氏は、村治佳織さんの師匠でもある、世界トップクラスのクラシックギタリストであり、作曲家でもあります。
公演では、カニサレスが『アランフェス協奏曲』とカニサレスが作曲したロドリーゴに捧げる『地中海協奏曲』を、ガジャルド氏がロドリーゴの『ある貴紳のための幻想曲』と、ガジャルド氏が作曲したロドリーゴに捧げる『アランフェスのダイアモンド』をそれぞれ演奏します。
そんな盛りだくさんの内容だった今年のコルドバ・ギターフェスティバル。その様子を1分間のドキュメンタリーにまとめました。BGMはカニサレスの『妖艶な美』です。
【旅の思い出・コルドバ・ギターフェスティバル編】
音楽:妖艶な美
♪ Extraña Belleza