カニサレスの『アル・アンダルス協奏曲』ミニ・ドキュメンタリー
指揮者ジュゼップ・ポンス氏が、『アル・アンダルス協奏曲』誕生秘話を語る
本日は、前回の『アル・アンダルス協奏曲』パンプローナ公演でお伝えした、カニサレス作曲の協奏曲を掘り下げたミニ・ドキュメンタリー動画をご紹介します。
ミニ・ドキュメンタリーの中で、この作品の初演を指揮したジュゼップ・ポンス氏は、この協奏曲の誕生秘話について語っています。必見です!
『アル・アンダルス協奏曲』では、カニサレス・フラメンコ・カルテットのダンサー、アンヘル・ムニョスとチャロ・エスピーノがパルマ(フラメンコの手拍子)を担当しています。彼らの視点もとても興味深いものがあります。
ミニ・ドキュメンタリーでは、アンヘルとチャロの軽快な足のステップも観られます!
この協奏曲の作曲家であり、またギター演奏も担当するカニサレスは、作曲の過程や、盟友パコ・デ・ルシアの思いを語ります。
第2楽章は、パコ・デ・ルシアの葬列を描いたもので、カニサレスはその詳細をパコとの思い出の写真と共に述懐しています。
この『アル・アンダルス協奏曲』は、これまでに世界中のオーケストラと演奏されてきました。写真で振り返ってみます。
マエストロ・ジュゼップ・ポンス指揮、スペイン国立管弦楽団
於:スペイン国立音楽堂
マエストロ・ブロック指揮、リール国立管弦楽団
於:フランス、パリ・フィルハーモニー音楽堂
マエストロ・モンターニョ指揮、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
於:イタリア、オーディトリウム・ディ・ミラノ
マエストロ・ラモス指揮、コルドバ管弦楽団(コルドバ・ギター・フェスティバル)
於:スペイン、コルドバ・グラン・カピタン劇場
マエストロ・フォレス指揮、エクストレマドゥーラ交響楽団
於:スペイン、カセレス・コングレス・パレス
マエストロ・トマス・ガブリシュ指揮(ビバ・ラ・ギターラフェスティバル)
於:ドイツ、デュッセルドルフ・ロベルト・シューマンホール
マエストロ・モンターニョ指揮、ナバラ交響楽団(フラメンコ・オン・ファイアーフェスティバル)
於:スペイン、パンプローナ、バルアルテ劇場
マエストロ・タラリン指揮、モスクワ市交響楽団(カルーガ・ギターフェスティバル)
於:ロシア、カルーガ・コンサートホール
マエストロ・ブロック指揮、リール国立管弦楽団
於:フランス、リール新世紀音楽堂
マエストロ・ラモス指揮、コルドバ管弦楽団
於:スペイン、グラン・カピタン劇場
マエストロ・ポンス指揮、ナバラ交響楽団
於:スペイン、パンプローナ・バルアルテ劇場
マエストロ・セルゲイ・タラリン指揮、モスクワ市交響楽団
於:ロシア、モスクワ・チャイコフスキー劇場
マエストラ・ナダ・マトセビッチ指揮、モンテネグロ交響楽団
於:モンテネグロ、ニクシッチ中央劇場
約12分のこちらの動画は、日本語の字幕はもちろん、スペイン語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語で公開中で公開中で、現在中国語とセルビア語での字幕も準備中です。
【『アル・アンダルス協奏曲』ミニ・ドキュメンタリー】