カニサレスは、ベルリン・フィルに招待された最初で唯一のフラメンコ・ギタリストです。2011年、ベルリン・フィルの創立記念を祝うヨーロッパコンサートで、サー・サイモン・ラトル指揮のもと、マドリードの王立劇場で『アランフェス協奏曲』を演奏しました。このコンサートの様子は、全世界にテレビ中継され、日本でもNHKで放送されました。
「フアン・マヌエル・カニサレスは驚異的なギタリストである」
サー・ライモン・ラトル(ベルリンフィル首席指揮者)
雑誌『オーディオ・クラシカ』のインタビューにて
(2011年、XIV-166号)
「カニサレスは、魅惑的で偉大なギタリストである」
ジェラール・モルティエ
王立劇場芸術監督/元ザルツブルグ音楽祭芸術監督
スペイン国営放送『文化の仕事』
2011年放送
「(カニサレスのアランフェス協奏曲は)フラメンコの情緒にあふれつつも、オリジナルの楽譜に非常に忠実。素晴らしい演奏でした」
セシリア・ロドリーゴ
ホアキン・ロドリーゴの娘/ロドリーゴ基金会長)
スペイン国営放送『文化の仕事』
2011年放送
「…スタンディングオベーションは、数分間途切れることがなかった」
スペイン紙『エル・インパルシアル』
2011年5月1日
「(アランフェス協奏曲は)観客に媚びることない、程よいバランスの個性が光っていた。そして細部にわたって驚きが隠されており、人々は新たな素晴らしさを見いだしたかのようだった(中略)ベルリンフィルの団員も、指揮者も、ギタリストに惜しみない拍手を贈っていた」
フアン・アンヘル・ベラ・デル・カンポ
スペイン全国紙『エル・パイス』評論家
2011年5月2日
「カニサレスは、大きな挑戦に見事に打ち勝った。ラトル氏は通常よりも大人数のオーケストラを指揮し、彼らは愛情もって演奏し、素晴らしい結果をもたらした」
トマス・マルコ
音楽家・作曲家/『エル・ムンド』紙の音楽評論家
スペイン全国紙『エル・ムンド』
2011年5月2日
「フラメンコ・ギタリストによって、真摯的に、かつ尊厳を持って演奏された『アランフェス協奏曲』は、新しい息吹と個性に溢れ、ラトル氏とベルリンフィルとの共演は、想像しうる限り最高の室内楽となった」
フェルナンド・エレーロ
音楽評論家
スペイン紙『エル・ノルテ・デ・カスティージャ』
2011年5月3日
「スペイン最高のギタリストの一人であるカニサレスは、ベルリンフィルと共演した初めてのフラメンコの演奏家となった」
スペイン国営放送『文化の仕事』
2011年5月29日放送
©JAVIER DEL REAL
Europa Koncert from Madrid 2011
Berliner Philharmoniker
Sir Simon Rattle
Guitar: Cañizares
Teatro Real
ヨーロッパコンサート
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サーサイモン・ラトル指揮
ギター:カニサレス
マドリード王立劇場